気を抜くと前の日記から二十日近く経っていたとかザラですね。もう完全に“日”記ではないです。

　今日はものっそい早起きをして金環日食を見てきました。曇という予報が出てたのですが、幸いにも朝方は晴れていました。「曇ったら許さんぞ」と三日前から念じていた甲斐がありましたね。買っててよかった日食観察用グラス。素晴らしいものを見せて頂きました。
　最近『新興宗教オモイデ教』を読みました。聞いただけの印象とは違った印象を強く持ちました。本紹介などでは強調されがちな『狂気』よりも、青春の暗いマグマのように煮えたぎる鬱憤と無闇矢鱈なエネルギーと、その『挫折』の物語だったように思います。ラストシーンのうら悲しさが素晴らしい。けっこう「大好き」という人と「トラウマ」という人に二分されるようですが、なんとなくその理由がわかります。私も思春期の鬱屈ド真ん中の時期に読んでたら激しいショックを受けたかもしれません。
　『四畳半王国見聞録』も読みました。相変わらず登美彦氏はうまいです。『ペンギン・ハイウェイ』くらいから、ただ文章が愉快で面白おかしいだけではなく、じんわり人情味も深くなっていてすごくいい。しかし笑った笑った。小説そのものが壮大な阿呆神のダンスです。舞台になってるところをうろうろしていると、「登美彦氏作品の阿呆学生たちはこのへんを這いずりまわっていたんだなぁ」と思ってニンマリします。

　あんまり同人サイトらしからぬことばかり書くのもアレなので、特別衣装のことでも。立花夫婦はナイスチョイスでした。宗茂はなんでも着こなすなぁ。でももう何ゲーの人かわからない。ギンちゃんは可愛い。アキレウスさんもカッコいい。しかしところどころ苦笑を浮かべざるを得ないチョイスがあるのは気のせいではない……義経ちゃん……。
　あとブログの広告に超昂閃忍ハルカ（※エロゲ）のフィギュアが出てるんですが、これは超昂閃将モトナリを妄想する方向でよろしいのでしょうか。

　3月くらいに書きかけてたやつを書き上げたものですが、けっこう短かった。しかし童話風は難しいですね。漫画でも小説でも、童話風で、しかもいい具合にリリカルで残酷で沁みるものをかける方はすごい。力量が要ります。
　書いたものの裏話というか、メモってほどでもないんですけど、輪るピングドラムの影響が抜けてないです。あと最初の方は田舎に帰った時にポメラで書いてたので、祖母に内容を見られたらどうしようとビクビクしていました。杞憂でしたけど。

追記：攻略本のおかげでポケヤボが捗っています。アヤ様がブショー進化しました。次はガラシャとオクニさん狙います。

　あまりにポケヤボが捗らない（細かいことを気にするタチなのでモ武将でもベストリンクを早く見つけないと気が済まないため）ので攻略本を買って来ました。かなりかゆいところに手が届く仕様みたいでなによりです。放置してたところ久しぶりにつけたら、ノブ様が手のつけられない大勢力になってました。これが天下布武か。もうベストリンク探しもままなりません。
　題材はおもしろいのにけっこう惜しいところが多いゲームなので、是非にそこを改善して2を出してほしいなあ。といいますか、俺の嫁ヒノアラシを出していただきたいんですが……。第2世代が少なくて悲しい。
　モトナリ公の進化後はなんかすごいことになってますね。それ以上にヤバイと噂の進化後ムネシゲはこの本には全体像が載ってなかったので、ゲーム内で見ます。
　あとオロチ2の大殿の特別衣装も買いました。デフォルトよりちょっとふとましく見えますね。いえ、ふとましいこと自体は決して悪いことではないのです。むしろふとましいほうがエロいというものです。あ、でも実は着膨れ体質で、脱いだら思ってたより細いというのも捨てがたいものが。あとギンちゃんの特別衣装もすごくいい。これであのキャラじゃなかったら夫婦として認定されてないのかもと不安になってしまうけど、宗茂はどうなるんだろう。ゲストの面々もよろしくお願いします。アキレウスさんの中華風か和風の衣装が見てみたい。
　

　ちょっとツイッターおやすみしています。理由は、あんまりブログで書くことでないです。でもツイッターないとニッチな話が全くできなくてフラストレーションが溜りますね。これがない頃、煮えたぎる萌えをどこにやっていたのか忘れてしまって、すっかり楽な方に適応化されてしまったなあと思う次第です。でもこの「適応化」ってある意味、「並列化」とイコールなんじゃないかとふと思ってゾワッとしたりします。攻殻S.A.C.観たの中学生の頃なので、この言葉が劇中でどういう使われ方してたかだいぶ忘れちゃってるんですけど……。
　そういや今季はノイタミナ枠が面白いですね。二作とも雰囲気独特でいいなあ。あとあろうことかニャル子さんにはまってしまっています。あんまり萌えアニメは観ない（観てもたいてい一話でやめる）んだけど、ノリがすごくツボに入ってしまった。主人公がツッコミ属性で暴力も辞さない・スルースキル高、ヒロインが超変人というのがいい。他のキャラもろくなのがいない。しかし主人公とヒロインの関係性には若干アキ就とかぶるものを感じないでもな……いや、そんな！あの手はなんだ！窓に！窓に！

拍手のお返事は続きからどうぞ

　最近ゲームアーカイブスで買ったゼノギアス始めてます。おもしろいですね。前にやったポポロクロイス物語もおもしろかった。こうして比較的お手頃な値段で過去の名作を遊べるというのは、幸運なことだなぁと思います。
　名作といえば、劇場でヤマト2199見てきました。私は旧作やってた頃はこの世に存在すらしてなかった世代で、ヤマトに対しては「オワコン」という印象以前に全く知識ゼロでした。さてそんなゆとり世代の目にヤマト2199はどう映ったか。
　一言で言えばとてもおもしろかった。そもそも結城さんの絵を目当てに観に行ったというのもあったんですが、ちゃんと結城さんの絵で綺麗に動いてたし（どうしてそんなあたり前のことを言うんだ？と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、テラの作画崩壊がトラウマなのです）、レトロなメカデザと電子画面のCGのマッチも、空中戦の迫力もとてもよかった。ややCGが自然ではない、演出の引きが弱いかな、という印象を抱く場面も無きにしも非ずでしたが、「当時ではない世代」も強い魅力を感じることができたということは、書き記しておくに値することだと思います。
　なにより、キャラクターの魅力というのが大きかったです。沖田艦長や土方さん、古代守のキャラクターはある意味で非常に衝撃的でした。ツイッターでも書きましたが、現代だとどうしてもどこかナーバスな部分が生まれてしまうと思うんです。それ自体の是非を問う意味はあまりないですが、有無を言わさぬ迫力、語らない感情、死地へ向かうときのある種の晴れやかさ、そういった、作中の言葉を借りれば『漢』的なものは描きづらくなってるんじゃないかなぁと。だから逆に新鮮でした。
　ストーリーに関しては、初見なので、意見することがあまりありません。最後まで見てからいろいろ言いたいことが出てくると思います。テラみたいに妙なとこで尺とっちゃって、あとでギュウギュウにならなければいいんだけど……。
　というわけで散々持ち上げました。これはステマじゃなくて可視的マーケティングです。あからさマーケティングです。特に「ヤマト？なんか特番とかでよく曲は聞くけど」という同世代と一緒に観たいので、地上波放映の際は是非に。